環礁 ミクロネシヤ巡島記抄
連休になると、仕事から(一時的に)解放されることもあり、小説をのんびり読みたくなります。
今日読んだのは、中島敦氏のこの作品。
高校の教科書で「山月記」を読んだときは、その深さに衝撃を受けたものです。陰キャ街道まっしぐらだったので、李徴に強いシンパシーを感じたこともあります。
優秀さは天と地ほどの差がありますし、袁傪みたいな友達もおらずボッチでしたが。
。゚(゚´ω`゚)゚。
是非については色々な意見があると思いますが、ミクロネシアを日本人が統治していたというのは大変興味深いです。そして、中島敦氏の表現力で当時の様子を描写したこの本は、とても面白く読めました。
連休中、ガッツリ小説読めたらと思ってます。
道は開ける
『人を動かす』からの流れで読みました。こちらは図書館になかったので、ポチりました。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/20
- メディア: 単行本
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『人を動かす』『道は開ける』がD・カーネギー作品の双璧とされるようですね。対人の前者、内省の後者と言う印象を自分は持ちました。
全く関係ないのですが、大学生の頃の自分は鋼鉄王A・カーネギーとこちらのカーネギーを同一人物だと勘違いしてました。事業に成功して、社会貢献もバンバンして、更に本も読まれまくり、本当にスゴイなぁ!なんて。
更に話はそれますが、鋼鉄王は「更迭王」と一発変換されました。どんな王だ...。
閑話休題、読んだ『道を開ける』ですが、『人を動かす』ほどの刺激は得られなかったかなぁ、というのが正直な感想です。今強く求めているのが内省ではなく、対人関係についてである、というのが大きな理由だと考えています。
人間的にはまだまだ全然未熟ですので、機会を見て改めて読み、謙虚に吸収したいと思います。
星を作った男、阿久悠と、その時代
夜道で「めぐりあい」を口ずさみながら帰っていたら、横のベンチでカップルがいちゃついてました。気まずかったです。
通勤中は専ら読書であまり聞く方ではないのですが、歌って素晴らしいですよね。エネルギーが湧いてきます。
最近は、「デビルマンのうた」や「ウルトラマン・レオ」なんかを、食器洗うときに聞いてます。「誰もが勇気を忘れちゃいけない」とかメチャクチャ格好良いですよね。
これらのを作詞したのが、阿久悠さん。言うまでもないと思いますが、ピンクレディーなどの作詞もしているレジェンド中のレジェンドです。
昭和歌謡を聞いていて、良い歌だなぁと思うと大抵この方の作詞なイメージです。以前から興味を持っていて、ようやく氏に関係する本を読むことが出来ました。
阿久悠さんの生涯をまとめた本で、大変面白かったです。本によると、阿久悠さんの作詞した歌全てを聞くには、ぶっ続けでも12日必要との事です。本当に凄いですね。
次は、阿久悠さんの書いた小説を読みたいと思います。瀬戸内少年野球団とか。
IoTを支える技術
退職カミングアウトまであと2週間。何だかワクワクしてきました。ガルマを謀る前日のシャアの気分もこんなんじゃないかと勝手に思ってます。
さて、今日の読書。「IoTについては知っておかないとね!」と意気込んで買いました。
IoTを支える技術 あらゆるモノをつなぐ半導体のしくみ (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 菊地正典
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: 新書
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いやー、難しくて見事に返り討ちです。
「負のゲート電圧を加えたときにドレイン電流が流れるのは、負の値のスレッショールド電流に対し~」なんて書かれてても、「日本語でおk」としか考えられませんでした。MCUと言われても、Marvel Cinematic Universeしか浮かんできません。
正直、「サイエンス新書だから難しくなかろう」なんて思ってました。ごめんなさい。
IoTはともかく、この本を読んで工学の裾野の広さに気がつき、驚きました。今まで、農学と工学の広さって同じだと思っていましたが、それは単なる身内贔屓や希望的観測であることが分かりました。
よく考えてみれば、公務員の専門職でも、土木職、電気(機械)職、建築職等、工学系は多彩ですもんね。
...当たり前の事を何言っているんだ、と思えそうな事をつらつら書いてしまいました。蒙昧な一人の農学部出身者が少しはまともになった瞬間として、どうかご容赦下さい。
今日は手も足も出なかった本ですが、また知識を蓄えてリベンジします。
図解よくわかる植物工場
通勤中にすれ違う電車が空いているのを見て、今日は20分前の電車に乗ってみました。従来の車内は殺気に満ち溢れてましたが、今朝の電車はカド以外選び放題座り放題という状態でした。こんなに違うんですね。
(∩´∀`∩)
都内で電車を降りてから職場までの道も、まだ通勤通学自転車があまりなく、歩きやすかったですし。普段は自転車レース状態ですもの。
そんな勝利の通勤電車で読んだのがこちらの本。
植物工場で葉野菜が作られているのは、単に成長スピードが良いからと思っていたのですが、光を当てた(コストをかけた)ほぼ全ての部分を利用できるから、という面もあったのには目から鱗でした。
例えば、トマトだと葉や茎は捨ててしまいますもんね。採算を度外視すれば、ほとんどの野菜が育てられるようです。
こういった本を読むと、家でソーラー式の超小型植物工場が作れないかなぁ、なんて考えてしまいますよね。
ちなみに、嫁はカイワレ大根の切ったのを水に置いて育てようとしたことがあります。成長点...そこには無いんですよ...。
電池がわかる 電気化学入門
一通り電池の基礎について学んだので、少しアドバンスなものをと思い読みました。
少しアドバンスどころではありませんでした。
当たり前のようにΔG゚とか見たことのない記号が出てきて?????な状態でした。RPGで先に進みすぎて、強い敵にフルボッコにされた気分です。入門、させてもらえませんでした...。
まぁ、英語の文法集のように、一読しただけで全て理解するものではなく、何度も読む物なのでしょう、多分。高ければ高い壁の方が~とも言いますし。
ただ、一つ分かったのは、電池を理解する上で熱力学の知識が必要ということです。なので、熱力学も勉強していきたいと思います。
ただ、
「熱力学 入門」で調べて出てくる本がどれも極めてレヴェルが高そうなのが気がかりです。入門って何なんだろう...。
((((;゜Д゜))))
うまく、優しそうなの見つけたいと思います。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
熱は、今朝起きたら37℃、職場に休みの電話を入れたら36℃と、無事治ってきた感じです。今は少し頭痛がするのと、腰が痛い(寝すぎ)くらいです。
昨日一日、これでもかというくらい親切に嫁に看病して貰えました。本人もゴホゴホしているのに。心から感謝ですね。これからどんどん、恩返しせねばと思っています。
結婚して2年、大まかにお互いの得意不得意が見えてきた感じです。貯蓄のことに関して言えば、自分の方が強く興味を持っているようです。なので、ここは自分が頑張ろう、という事で本を読んでます。今日読んだお金の本はこちら。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
- 作者: 山崎元,大橋弘祐
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2015/11/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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正直に言うと、簡単すぎて読む順番間違えたかなぁという印象が強く残りました。ただ、銀行に相談しに行ってはいけないとか、本当に何も知らない人が初めに読む本としては素晴らしいとは思います。
有給消化中に何か資格の勉強をしようと考え現在アレコレ調べ中で、プライベートでも役立つことを考えると、FP2級が有力です。Udemy等のオンライン講座でpython学ぼうかとも悩んだのですが。
FP3級の合格証、どこやったけなぁ...。