ザ・ヴィジョン
連休明け、駅ではお土産の紙袋を持った人をチラチラ見かけましたね。自分は買いませんでしたが。
今日読んだのはこちらの本。
- 作者: ケン・ブランチャード,ジェシー・ストーナー,田辺希久子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2004/01/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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◯ヴィジョン・ステートメント(組織がどうありたいか表現したもの)
◯ミッション・ステートメント(組織で共有する価値観)
以上2点を設定する大切さを、小説風に書いた本でした。共有の目標とか価値観とか、そういったモノの下で一丸となって働くのは、とても大切だと思いました。今の職場にはそんなものなく、チームがバラバラじゃねーかって感じですものね。
また、組織だけではなく個人としても、目標や価値観の明文化は大変有意義な物であると感じました。仕事においてもプライベートにおいても。
こっそり考えてみたいと思います。
技術屋が語るユーザーとオーナーのためのエレベーター読本
カレーラス監督が解任されてしまいました。成績を考えれば、仕方がないかなと個人的に思います。フロントは過去の経歴からこうなることを予想出来なかったのでしょうか。そこに対する不信感が、まだモヤモヤ心に残っています。
さて、読書。
建物の配電について知りたくて、図書館の建築物コーナーを彷徨っていたら、こんな面白そうな本を見つけてしまいました。
ダイエット中で階段使ってるので毎日使いはしないですが、毎日必ず見る乗り物、エレベーター。日本エレベーター協会の情報によると、2017年で保守を受けているもの(荷物用含む)で、約74万台あるそうです。凄いですね。
そんな身近な乗り物ですが余り詳しいことは知らず、読んで非常に勉強になりましたし、楽しかったです。
特に印象に残ったのが、機械室のないエレベーターの開発により、比較的スペースのない施設にもエレベーターが設置できるようになった、という点です。技術革新万歳。
それと、エレベーター業界について知ることができたのも、とても嬉しかったです。大手メーカーとの戦い方については、今後参考にしたい点でもありますし。
また、エレベーターの歴史についても書かれていて、下動画のような手動式エレベーターも紹介されていました。
アルバイトしてた書店の従業員用エレベーターがコレでした。思わぬところから10年以上前の光景が蘇ってきて、感動しています。当時は落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしながら乗ってましたが。
建築も、本当に面白いですね。また、建築物コーナーを彷徨いたいと強く思います。
定時に帰る仕事術
定時に帰る意思の全く見られない職場に置いてやろうかと思い、買いました。
- 作者: ローラスタック,Laura Stack,古川奈々子
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
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単純な事務ノウハウの本と思っていたのですが、扱っている範囲が予想以上に広く、家庭とのバランス、運動、ストレス対策についても取り扱われていました。確かに、仕事の効率を上げるのなら、働く環境やコンディションも大事ですものね。
項目数は何と100。300ページ程の文庫本ですが、並の単行本より読み応えありました。
素晴らしい本ですが、定時で帰る組織の作り方について書かれていないのは、個人的に少し残念でした。他人がいくら残ろうが、そこは自分のマネジメントできる領域ではない、ということですかね。
職場に置いておくのはもったいない本だったので、自宅でキープします。多分読まないでしょうし...。
なぜ2人のトップは自死を選んだのか
マネジメントについては密林を彷徨っていたら、こちらがお勧めされたのでポチってしまいました。若干、特殊過ぎる例である感じもしますが;;。
北海道、食べ物も美味しいですし、大自然のスケールも魅力的で、大好きな地域です。あえて悪いところを探すとすれば、札幌ドームで勝ち点くれなかった(2017)事ぐらいでしょうか。
そんな(?)地で、交通インフラを担うJR北海道について書かれた本です。タイトルからして重いです。
まず、本書で印象に残った点の一つが、保線業務の重要性です。管理について、ぼんやりとしか考えられませんでしたし、正直「保線業務」という単語を知りませんでした。目から鱗ボロボロでした。
次いで印象に残ったのが、組合問題についてです。自分の職場にも金を喰って役に立たない、桃鉄で言う貧乏神みたいな組合はあります。ただ、本書に書かれた組合は「別組合の人間と話すと恫喝」「結婚式には出席不可」といったとんでもないものでした。キングボンビーですね。
行き過ぎた組合が組織崩壊の一因である、と著者は主張しているように思えました。働きやすい職場を目指す組織が、職場を駄目にしてしまっては本末転倒ですよね。
もちろん、JR北海道が難しい立場に立たされているのは、組合問題だけでは説明できないと思いますし、そこは本でもしっかり説明されていました。
どうか、上手く軟着陸できますように。
パンドラの匣
連休中、妻と九州旅行に行ってきました。一人旅なら移動時間=読書時間なのですが、流石に二人でいるときに黙々と本を読むのは気兼ねしてしまいますね。
そんな状態で、妻が居眠りしている間などに隙を見て読みました。例示では新潮文庫となってますが、実際読んだのは青空文庫のやつです。新潮文庫、表紙が素敵ですよね。
全作品読みたい作家をあげろ、と言われれば迷わずディケンズ、中島敦そして太宰治の三人をピックアップします。それくらい、好きな作家さんの一人です。
全部読む前から好きと言って良いのか、ちょっと躊躇してしまいますが、
また一冊読むことが出来て、とても幸せに思っています。次は「新ハムレット」を読みたいと考えています。出来れば連休中に。
スマートエネルギー社会5.0
電気の話って、ネガティブな話もありますが、色々な技術があってとてもワクワクしますよね。
マイホーム(妄想)にソーラーパネル付けたり、電気自動車泊めたりするだけで、楽しい気分になってきます。
amazonポチポチ、略してアマポチの末、今日読んだのはこちらの本。
日本版シュタットベルケ(ドヤァ)のインパクトが強いですね。
シュタットベルケを定義すると、
ー「シュタットベルケ」とは、ドイツ各地で地域エネルギーと生活インフラの整備・運営を担う小規模の地域密着型事業体のこと。ー
になるそうです。
http://www.west-gr.co.jp/vision/stadtwerke/
期待通り、刺激と夢に溢れた本でした。若干転職鬱気味でしたが、また明るい気分になれてきました。
逃げないですむ建物とまちをつくる
1年一ヶ月ぶりに、駅前スタジアムへ観戦に行ってきました。やっぱり、佐賀も含めた九州は良いところですね。うどんも大好きなので、二日連続夕食で食べています。
肝心の試合については.....ため息しか出ないです。
さて、非常用電源について知るため、この本を読みました。
逃げないですむ建物とまちをつくる―大都市を襲う地震等の自然災害とその対策
- 作者: 日本建築学会
- 出版社/メーカー: 技報堂出版
- 発売日: 2015/09/01
- メディア: 単行本
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地元の図書館にしては比較的新しく、気の利いた蔵書だなぁと思います。要望が強いジャンルなんでしょうね。
非常用電源についてはもちろんのこと、自然災害に備える建物や「まち」について一通り書かれていたので、大変得るものが多かったです。
それと、本書でも大切さが書かれていましたが、消防団始めたくなってきますね。ようやく、脱転勤族しますし。
地元出身でもない文科系人間が受け入れてもらえるか、入る前からドキドキしてしまいますが。